セルフダーマペンってどうなんだろう...?失敗が怖い。。
『セルフダーマペン』で検索すると『セルフダーマペン 失敗』と出てくることがあって不安になりますよね。
間違った方法でセルフダーマペンをやって失敗してる人がいるのは事実です。
だけど正しいやり方で『やってよかった!』という人がたくさんいるのも事実!
セルフダーマペンは低コストで抑えられるというメリットもあるし正しくやれば大丈夫。
美容ナースのわたしがセルフダーマペンで失敗しないための方法と注意点についてまとめてみました。
セルフダーマペン失敗しない方法
- 針の深さは部位によって変える
- 基本はスライド式
- 1回やったら最低1ヶ月はあける
- ダウンタイム中のスキンケアを怠らない
どうしても心配ならはじめはクリニックでやってみよう!
わたしが普段クリニックでダーマペンの施術をするときに気をつけてることを中心にご紹介します★
セルフダーマペン失敗の口コミ
セルフダーマペン失敗のリアルな口コミをご紹介します。
セルフダーマしたボコボコが全然治まらなくて焦ってる。まぁまだ2日だけど、クリニックでやる時は翌日には大分治まってるんです。ミミズ腫れっぽくなってるんだよなぁ。ちゃんと冷やしたのになぁ。1週間で治まらなかったらちょっと怖い。
— Kくん (@xgrqj5YVQTsq1Ej) January 5, 2022
間違った方法でやったことにより
セルフダーマペンでミミズ腫れになってしまったり、なかなか腫れが引かないなどの不安を感じている方も多いようです。
セルフダーマペンの良い口コミ
『セルフダーマペンを失敗した』という口コミがある一方で『セルフダーマペンをやってよかった』という口コミもありました。
この自粛生活で4月から毎月1回セルフダーマしてきた。この期間しばらく会ってなかった人だけじゃなく、1ヶ月くらいしか間があいてなくてもほぼ全員に肌が綺麗になったと褒めてもらった。次は前髪の育毛を頑張ります。ダーマは年内月1、育毛はしばらく頑張る。。。
— 雅ちゃん🏥 (@RAD_miyabitch) July 21, 2020
とりあえずセルフダーマ10回目を終えましたー。8月から始めて7ヶ月弱。鏡で見る分には良くなったて思ってます。また写真にてツイートしまーす!
— 🍯はぬ🍯 (@hanukamoney) March 7, 2021
セルフダーマペンは正しいやり方であれば失敗のリスクを減らし、満足のいく結果になるみたいですね。
セルフダーマペンのやり方と必要なもの
セルフダーマペンのやり方と必要なものをご紹介します。
セルフダーマペンに必要なもの
セルフダーマペンをするために準備するものがこちら。
- 消毒液とコットン
- 麻酔クリームとサランラップ
- ダーマペンと潤滑剤(ヒアルロン酸)
- ダーマヒール(成長因子)と凍らした濡れタオル
全部揃えると3万円くらい。
高っ!!て思うかもしれないですが、クリニックでダーマペンをすると1回でこれくらいの値段なところが多いです。
一度揃えてしまえば長く使えるので圧倒的にセルフダーマペンはコスパがいいですね♪
セルフダーマペンの正しいやり方
セルフダーマペンの手順を紹介します。
- 洗顔と消毒
- 麻酔クリームを塗る(1時間)
- 麻酔クリームを拭きとって洗顔
- 潤滑剤を塗ってダーマペンをはじめる
- 拭き取り、洗顔
- クーリング
step
1洗顔・消毒
お顔をきれいに洗顔したあと消毒します。
(コットンに消毒液を浸してお顔全体を消毒しましょう)
step
2麻酔クリームをぬる
セルフダーマペンをするところに麻酔クリーム(ラクサールクリニック)をぬって上からラップをします。
基本的には1時間ですが、痛みに弱いわたしは2時間近く置いています。
※麻酔クリームは肌が見えなくなるくらい厚めにぬりましょう。
step
3麻酔クリームを拭きとる
1時間経ったら麻酔クリームをティッシュなどで拭き取ります。
(拭きとるのが難しい時はヘラやスプーンなどで取り除きましょう。)
麻酔クリームを拭き取ったらクレンジング・洗顔・消毒をします。
step
4ダーマペンをする
ここからが本番。ついにダーマペンをやっていきます。
\ 王道のセルフダーマペン /
このダーマペンは針の深さを0.5〜2.5mmに調節することができます。
ダーマペンの滑りをよくするためにヒアルロン酸を塗ってから始めましょう。
\ 美容液にもなるヒアルロン酸 /
針は2回分は付属でついてくるので、3回目以降は針のみを購入してください。
\ 1個だと348円! /
▼順番はこんな感じ。
❶〜❽の順でそれぞれの部位をスライド式で縦・横・右斜め・左斜めにスライドさせます。(一部位2周やるのがおすすめ)
ゆっくりではなく素早くやるのがポイント。
(ゆっくりやると痛いし傷が残りやすくなります。)
小鼻はくるくる回して鼻下は1番痛いのでササっとやりましょう。
スライド式が終わったら気になる部分に少しだけスタンプ式で仕上げを。
▼ダーマペンの針の設定の目安はこちら。
※針の深さは目安です。はじめは少し浅めに設定して慣れてきたら自分に合った設定にしましょう。
step
5拭き取り・洗顔
出血するのでペーパーティッシュなどで優しく拭き取ったあと、再び洗顔をしてお顔をきれいにします。
step
6成長因子・クーリング
ここが意外と重要。
ダーマペンをした後に成長因子をぬってしっかりとクーリングをすることでダウンタイムを短くできます。
クーリングはあらかじめ濡らしたタオルを凍らせておき、ダーマヒールを塗ったあとにラップをかけてそのうえから乗せると効果的。
クーリングの時間は15-30分程度。赤みやその時の状況によって調節しましょう。
ダーマヒールは成長因子なので少しお高いですが、ダーマペンの傷の治りを早くするだけだなくよりきれいなお肌を目指したいのなら必須!
ちょっと高いけど、そこらへんの高級パックをするくらいなら断然ダーマヒールの方がわたしは好きです。
\ 1回あたり1,680円! /
成長因子は絶対にわたしも塗っています!成長因子を最初の潤滑剤の代わりにぬってもok!
以上がセルフダーマペンの手順です。
針の深さに気をつけて、クーリングをしっかりと行いましょう!
セルフダーマペンで失敗する理由
セルフダーマペンで失敗する人がよくやっていることがこちら。
- 針の使い回し
- 毎週のようにやる
- 全て2mmの深さでやる
- スタンプ式の乱用
失敗している人はたいてい"明らかにやりすぎ"の人が多いです。
針の使い回し
これは衝撃的でしたが、セルフダーマペンを失敗している方の中に針を使い回している方がちらほらいました。
いちど使った針は不潔です!
絶対に毎回新しいものを使うようにしてください。
毎週のようにやる
正直これも衝撃的でしたが"きれいになりたい"という一心で毎週のようにセルフダーマペンをやっている方がいますがやめてください。
ダーマペンは『小さな穴を一時的につくってお肌の自然治癒力(お肌の回復力)を向上させる治療』です。
せっかく治ろうとしているところで再びダーマペンをしてしまうと、お肌はきれいになるどころか色素沈着のリスクなども高くなります。
しっかりとお肌が治った1ヶ月後あたりにやりましょう。
すべて2mmの深さでやる
お肌をきれいにしたい一心ですべていちばん深い針でセルフダーマペンをやる方がいますがおすすめめきません。
ダーマペンは刺す針の深さを変えることができ、浅いのは1.25mm〜いちばん深くて2mmの深さです。
おでこなどの骨に近いところは不必要に深い針でやる必要はありません。
お悩みがあるところや部位によって針の深さを調節しましょう。
垂直(スタンプ)式の乱用
ダーペンには『スライド式』と『垂直(スタンプ)式』があります。
基本的にスライド式で一通り終えた後、お悩みが強い部分にだけさいごに垂直(スタンプ)式をやります。
全部スタンプ式でやる人がいますが痛みも強いですし傷跡も残りやすいです。
スタンプ式は乱用せずに部分的にうまく取り入れましょう。
セルフダーマペンで失敗しないためのポイント
セルフダーマペンを失敗しないためには以下のポイントをおさえて実施しましょう!
美容ナースのわたしが、患者さんに実際に施術をするときに気をつけてるポイントです!
- 針の深さは部位によって変える
- 基本はスライド式
- 1回やったら最低1ヶ月はあける
- ダウンタイム中のスキンケアを怠らない
針の深さは部位によって変える
全て2mmの深さでやっている方がいますが、針の深さは部位によって変えましょう。
そこまで気にならないところは浅めで、気になるところほど深く設定してやります。
おでこや鼻筋・顎などの骨に近いところも傷が残りやすい傾向にあるのでなるべく浅めに設定してやりましょう。
わたしの場合は鼻と頬の毛穴が気になるので深めの設定、おでこなどは浅めの設定でやります。
基本はスライド式
ダーペンには『スライド式』と『垂直(スタンプ)式』がありますが基本はスライド式でやります。
たて・よこ・右ななめ・左ななめでまんべんなくスライドしていきましょう。
毛穴やニキビ跡などで気になるところは最後に少しだけ垂直(スタンプ)式を取り入れると効果的です。
垂直式の方が基本的に痛いし傷が残りやすいです!
1回やったら最低1ヶ月はあける
セルフダーマペンを1回やったら次のダーマペンまで最低でも1ヶ月は開けるようにしましょう。
時々、セルフダーマペンで毎週やってるという方を見かけますがこれはかなり危険です。
ダーマペンはかなり侵襲がある美容施術なので、傷が治りかけている期間にやってしまうと色素沈着になる可能性が高くなってします。
1ヶ月はしっかりとお肌を休ませてあげましょう。
ダーマペンのあとに他の美容医療をやりたいときも1ヶ月あけると安心ですよ〜!
ダウンタイム中のスキンケアを怠らない
ダウンタイムの期間を少しでも短く終わらせるためには徹底したスキンケアをしましょう。
ダウンタイム中にやった方がいいスキンケアは3つ!
- 保湿を徹底する
- 成長因子をぬる
- 紫外線対策!!
ダウンタイムで傷が残っている間は、普段のスキンケアは中止してワセリンで保護しましょう。
ワセリン保護と共に成長因子を塗ると、ダウンタイムを短くすることができて傷がよりきれいに治ります。
また、針で傷ついたお肌は紫外線の影響を受けやすくなっています。
日焼け止めをしっかり塗って紫外線対策を徹底しましょう。
それでもセルフダーマペンの失敗が心配な時は・・・
それでもやっぱりセルフダーマペンは心配!という方はクリニックで受けることをオススメします。
セルフダーマペンよりも金額が高いですが、クリニックで正しい知識と技術をもったスタッフに行ってもらうことで安心してダーマペンを受けることができます。
クリニックで2.3回受けてみて「自分でもできそうだな」と思えてからセルフダーマペンに挑戦してみるのも良いかもしれません。
まとめ:セルフダーマペンは正しいやり方で失敗しないようにしよう!
セルフダーマペンは正しいやり方で失敗しないようにしましょう!
セルフダーマペンのポイント
- 針の深さは部位によって変える
- 基本はスライド式
- 1回やったら最低1ヶ月はあける
- ダウンタイム中のスキンケアを怠らない
セルフダーマペンで一緒に美肌を目指しましょう♪
それでもセルフダーマペンが心配だという方は、まずは一度クリニックで受けてみるのもおススメです。
※セルフダーマペンをやる際は正しいやり方で実施しましょう。失敗したり色素沈着になるリスクを考慮した上で自己責任で行ってください。